雨上がりの空
6月はよく大雨が降りました。
自然の猛威の恐ろしさを感じられた地域もおありだったことと思います。
大雨が降った後、夕日に照らされて、美しい青空が広がりました。
プハーミットラーンヤーナマハー (すべてに慈愛を注ぐ太陽に礼拝す)
全てを洗い流した後のような 静寂な 空気の漂う、夕日でした。
7月に入り下半期のスタートです。上半期に播いた種が伸びていくといいですね。
半夏生(はんげしょう)が生き生きと生えてくる季節です。
半夏生とは、田植えの終わりの時期、植えたものがしっかりと大地に根を張って行ってくれることを、昔の人々が願っておられた時期のことだそうです。関西地方では、大地に根を張ることを願って、たこをよく食します。
半夏生は、烏柄杓という薬草が生える頃。カタシログサという草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃です。漢方にも使われる薬草です。
田植えの疲れが出る頃なので、しっかり休むという言い伝えもあります。急に暑くなり、暑さになれない時期で疲れが出やすくなったりします。
植物に習って、私たちもしっかり大地に根を張りたいですね。
暑さに負けない身体作りのためにも、チャンドラナマスカーラのようなアーサナを中心に、ひとつひとつのアーサナをじっくりゆっくり行っていきます。大地にしっかり根を張っていくような感覚を身につけて、下半身強化といきたいと思っております。
根をしっかり作って、暑さにも、大雨にも、大風にもゆるぎない身体を作っていきましょう。