今月の瞑想課題
地上、宇宙全体に満ちているヴァーユ、エネルギーを瞑想

風は万所に偏在している。エネルギー源である。嵐もあれば、穏やかなエネルギｰもある。我々はそういう壮大な宇宙の一部でしかない。たまたまいるこの場所が、嵐の日もあれば、穏やかな風の日もある。そういうエネルギｰで我々は生かされる。隣の場所は、いい風が吹き、作物が実り、豊かな時もある。ある場所は、嵐で、全てが吹き飛ばされることがある。人はそういう区別にのみ、目が行きがちである。
しかし、人は、全て同じエネルギーを持っている。幸せになりたい。健康になりたい。困難を克服したい。そして、いつも心は、穏やかである。他者との比較に目が行きがちな自分の目を、常にうちに向ける。そうすると、この、幸せになりたい、心穏やかでありたい。という心は、全ての人に共通するものである。そこにつながっていると、人との区別に苦しむことが減少していく。そして、心は軽くなっていくものです。

自分の中から風が沸き起こり、エネルギーが湧き出してくるようになること、ヨーガセラピーの目指す一つです。