suwamy-yoga-rayのブログ

インド政府公認ヨーガ療法士。

ヴァーユ(風)を瞑想  深い呼吸とは

燕の巣作り

芽を出し始めた  ホーリーバジル

アップルミント

レモンバーム


ヴァーユを瞑想。
燕も風に乗ってやってきます。家の軒下に今年も又巣作りを始めました。
ハーブの花々も、花を咲かせ、空気を爽やかにしてくれます。


今月の瞑想課題は、 〈ヴァーユ(風)を瞑想〉でした。
鳥たちは、風に乗って、移動します。地上の生き物は風(酸素)がなければ、生存できません。太陽のフレアは、風によって、地球に運ばれます。水は風によって、雲になり、氷になり、地上に落ちてきます。大地は、風の持つ振動というエネルギーで、揺れ動きます。


自分の中の風とは、まず、呼吸。
行者さんの吐息時間と吸息時間はすごく長いです。つまり、腹式呼吸で、横隔膜がしっかり動いているので、肺に入る酸素量がすごいのです。肺に入る酸素量が多いと、つまり、体の中に作られるエネルギー量がすごいということです。



静かに、空気を浄化してくれる風もあれば、突風で、家が飛ばされるくらいの強い風もあります。どんな風が吹いてきても、きちんと受け止める。成り行きを拝む。


師匠は、いつも「成り行きを拝む」と言っておられました。
「困難にであったら、困難を背中に背負って、ぼつぼつと歩いて行きなさい」と。
未熟な私には、まだまだ理解できない、心の働かせ方です。


爽やかな風の中でも、吹き荒む突風の中でも、どんな風の中でも、吹き飛ばされない、ぶれない自分の軸を作るということでしょうか。
台風シーズン。どんな風や雨の中でも、身を守り、しのいでいきたいものです。

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